1.原稿の執筆、用紙よび送付方法
原稿は電子投稿を標準とする。形式はワード,エクセルおよびPDFファイルを標準とする。原稿の送付にはメール添付を推奨するが原稿のサイズ等によりメールで送れないときはCD-ROM等記憶触媒の送付でも可。投稿に必要なもの。
○材料試験技術投稿票(様式1)
○本文(テキストのみ)
○図・表
○レイアウト原稿(ワード,PDF等)
手書きで執筆する時には400字詰横書きの原稿用紙(市販のA4版原稿用紙等)を使用する。印刷物で送付するときは用紙にA4版白紙を使用する。原稿の送付にはメール添付が速くまたは郵送、宅急便等でも可。手書き郵送で投稿するときは手続きに時間がかかりますので時間の余裕を見て下さい。
2.用字と用語
2.1 本文は原則として日本語とするが,論文,寄書に限り英語による執筆も可とする。但し,この場合には日本語と英語とを混在させることは認めない。本文は簡潔明確な口語体とし,アルファベット,ギリシャ文字等は全て活字体で正確に記入する。又,漢字は常用漢字を,かなは新かなづかいを使用する。
2.2 学術用語は原則として文部省制定の学術用語集,JIS等に準拠する。
2.3 句点(。),読点(,),括弧(()),ハイフン(−)等は原稿用紙の1こまに書き,行を改める場合には初めの1こまを空ける。
2.4 単位,単位記号及び量記号は,原則としてJIS Z 8202−0〜13−2000(量記号,単位記号及び化学記号他)による。なお,単位については,SI単位を用いる。表示方法はJISの表示方法(JIS
Z 8202)に従う。
2.5 手書きの場合にはローマン体(普通の立体,例えばMaterialsTesting)使用の文字には何も付けない。ギリシャ文字,ドイツ文字は丸で囲む。イタリック,ゴシック等の指定は次の要額による。
・イタリック Materials Testing 下に
・ゴシック Materials Testing 下に
・ゴシックイタリック Materials Testing 下に
その他,誤解されやすい文字,例えばC,K,O,P,S,U,V,W,X,Z等の小文字と大文字との区別,或いはあるいはOと0,rと
γ,kとκ,xとχ,Wとωの等,特に間違いやすい文字についてははっきり区別し,指定する。
2.6 数字の位取りの表示は,形式Aを用いる。形式Bは用いない。
形式A | 形式B |
0.832 | .832 |
5629 | 5,629 |
7.618×104 | 7.618*104 |
2.7 数字記号の表示方法は,JISの表示方法(JIS Z 8201)に従う。
2.8 脚注は,* 1,* 2 の記号を用い、最後に纏めずに原稿用紙毎に整理し,その用紙の最下行に書く。
3.区分と小見出し
原稿における本文の区分けはポイント・システムとし,章,節,項をそれぞれ1.,2.,3.,−,1.1,1.2,−,1.1.1,1.1.2,−により表示する。
4.数 式
4.1 本文中に数式を入れる場合には,(a十b)/(c+d),exp(t/r)のように,なるべく1行に収まる記法を用いる。数式は組版が非常に難しく,従って間違いやすいので,丁寧に記入する。特に,上ツキ,下ツキ等には注意を要する。
4.2 数式につける番号は一貫番号とし,行の末に()に入れて示す。文中で数式を呼称する場合には式(1)のように示す。
5.図と表
5.1 図(写真も含む)及び表の番号は,英文の時はFig.1,Table
1,和文のときは図1,表1のように表し,それぞれ通し番号とする。
5.2 図及び表には,必ず説明文を付ける。説明文及び図・表の文字は,論文,寄書については必ず英文とする。その他については原則として和文とする。
5.3 図及び表は,PDFファイルを推奨する。または原稿用紙と同大の紙に書くか,原稿用紙に張り付け,各図,各表毎に別紙とする。
5.4 グラフ,説明図,ブロック線図等は,正確鮮明なものを提出する(フリーハンド,鉛筆書きは不可)。図は約1/2(面積にして1/4)に縮尺されるものとして,大きさ,線の太さ等を考慮すること。
5.5 グラフの縦・横軸の説明は原則として各々の軸に沿って横書きとする。(図参照)
5.6 複雑な図面は,そのまま写真製版できるものを提出すること。製図法は原則としてJIS Z
8310〜8318-2010(製図総則他)による。
5.7 写真は,印画紙に焼き付けたもの或いはPDFファイルを提出すること。倍率は写真中に比較尺度として示す。
6.文 献
6.1 引用する文献は上ツキの添字1)または2,4〜7)のように示し,本文の末尾に列挙すること。文献番号は原稿1編毎に一貫番号とする。
6.2 文献の書き方は次の形式による。区切りには ” :” と ” ,” を用いる。
○雑誌の場合:
番号) 著者名:雑誌名:巻,号,ページ(西暦発行年)
例
1)
材料太郎,材料次郎,材料試験技術:Vol.54,No.4,254(2009).
2) Taro Zairyo et al.: J.Mater.Tes
t.Res.Asooc.Jpn: Vol.54,No.4,254(2009).
○書籍の場合:
番号) 著者名:書名:ページまたは章(西暦発行年),発行所
例
3) 材料ら: 硬さ基準片の校正:
p.2547(2015),材料試験技術協会.
6.3 文献は,入手不可能なものは極力避けること。
以 上