材料試験は社会の安全を支える基盤技術であり、日本材料試験技術協会は1956年(昭和31年)に「強さと硬さ」の研究を目的に発足して以来
66年間、種々の材料試験技術の研究・開発とその普及活動に取組み、また、規格開発にも貢献し、日本の工業技術の発展に尽力して参りました。
材料試験進歩の鍵はものづくりに当たるユーザーニーズにあり、また、優秀なものづくり・製造技術は正しい材料評価技術の裏付けなくしては実現されません。
このような考えを材料試験ユーザーの皆様と共有することを目的に、本協会では、第17回材料試験ユーザーズセミナーを下記の通り企画致しました。
関係各位におかれましては、奮ってご参加頂きたくご案内申し上げます。
「IIT:計装化押込み試験とビッカース硬さ 100 年」 |
東北大学 金属材料研究所 原子力材料工学研究部門 教授 笠田 竜太 |
内 容 |
本協会では、超微小硬さ研究部会発足以来、ナノインデンテーションを中心にタンジェントデプス法の提案など、IIT:計装化押込み試験に関する研究と
議論を活発に展開して参りました。 今回は、原子力材料工学の専門家である 笠田竜太先生 に、2015年のインデンテーションサイズエフェクトのご講演に引き続き、ビッカース硬さを起源とする硬さ試験の科学的取扱いから、IITの現状に至るご解説を頂きます 。 |
申込受付は終了いたしました。