材料試験は社会の安全を支える基盤技術であり、日本材料試験技術協会は1956年(昭和31年)に「強さと硬さ」の研究を目的に発足して以来66年間、種々の材料試験技術の研究・開発とその普及活動に取組み、また、規格開発にも貢献し、日本の工業技術の発展に尽力して参りました。
材料試験進歩の鍵はものづくりに当たるユーザーニーズにあり、また、優秀なものづくり・製造技術は正しい材料評価技術の裏付けなくしては実現されません。このような考えを材料試験ユーザーの皆様と共有することを目的に、本協会では、第18回材料試験ユーザーズセミナーを下記の通り企画致しました。
関係各位におかれましては、奮ってご参加頂きたくご案内申し上げます。
「レーザーピーニングによる構造物の長寿命化と強度評価」 |
埼玉工業大学 工学部機械工学科 教授 政木 清孝 |
内 容 |
ショットピーニングによる金属材料の強度、特に疲労強度の向上はよく知られているが、ショットメディアを要しないレーザーピーニングは、環境負荷の小さいクリーンな強化法として注目され、様々な分野への適用が検討されている。 今回は、永年にわたり疲労強度をはじめとする材料の強度評価に関するご研究でお馴染みの、本協会の政木清孝先生に、レーザーピーニングと、これに関連する強度評価法についてご解説を頂きます。 |
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